【COLUMN】2021年秋冬の撮影リポート

OTOÄA(オトアー)では、毎シーズン撮影を行っております。モデルが着用したLOOK撮影、商品だけの物撮影、OTOÄAスタッフのコーディネート撮影…。3種類の撮影は、マストで行われています。 ここでは、モデル撮影の様子を少しご紹介。2021年秋冬のテーマは“MINERALS”。 “MINERALS”=鉱物のこと。時間をかけて生み出される「鉱物」の自然の美しさからインスピレーションを得て展開しています。 そんなテーマに合わせ、土の素朴な風合いと造形美を兼ね備えた陶器(フラワーポットやオブジェ)を持たせたり、置いたりして構図を決めていきました。 コーディネートがきれいに見えるスタンダードな立ち姿と、陶器と絡めたイメージビジュアル。その2つの違いをモデルに指示しながら撮影を進めていきます。(ちなみに、今回の陶器類は、カメラマンさんの私物です!イメージにぴったりでした) 途中で、ヘアメイクさんの直しが入ったり、服のディテールを整えたりと、スタッフは大忙し。スタッフ一同、協力し合いながら「これだ!」の1カットを撮影し続けます。 スタジオ内の壁には、撮影するすべてのコーディネート写真と、モデルのコンポジットが貼られています。(コンポジットとは、モデルのプロフィールを1枚にまとめた宣材写真) ホームページのトップでも、イメージビジュアルを掲載しておりますので是非ご覧ください。また、今後の撮影風景や撮影裏話などをご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします◎

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【COLUMN】OTOÄAのオリジナルファブリック

OTOÄAでは、アイテムによってオリジナルファブリック(OTOÄAが作った、特別な生地)を展開しております。その中でも好評なのが、カットソーのオリジナルのテレコ生地です。 バイヤー様(プロのファッション関係者様)用の商品カタログのカットソーには、こんな一文があります。 「繊維長の長いピマ綿混のコンパクト糸の双糸を使用」。←?な専門用語が連なった文章です。 繊維長→コットンの繊維の長さのことをいいます。天然繊維の長さは繊維の種類によって異なります。(産地や、品種によっても違います) ピマ綿混→山岳などの高地で栽培されていた綿花で生産される綿をピマ綿といいます。長くて細い超長綿で、ソフトでしなやかな風合いと、美しい光沢があるのが特徴。 コンパクト糸→糸の表面の毛羽を伏せて製造された綿糸。通常の糸と比較して格段に毛羽が少ない。 双糸→単糸は1本の糸で、双糸(そうし)は2本の糸を撚(よ)り合わせた糸のこと。細い糸を2本使うので、キメ細かく肌触りがよく、強度も増した生地が出来ます。 ということで。。苦笑。。 わかりやすくいえば、「細くて長い繊維の毛羽の少ない2本の糸を撚(よ)り合わせた糸を使って、高品質なオリジナル生地を誕生させた」ということで。。糸からこだわり完成した生地は、ソフトでしなやかな風合いを生み出していて、光沢感もあります。 今シーズンのOTOÄAのテレコのカットソーは、すべてこのオリジナルファブリックを使用しています。 なので、着た時の着心地の良さ、ほかのカットソーと違う高級感、柔らかで毛羽が少ない、品のある光沢感…などが感じられるわけです。 一度、ご着用いただけると、その素材の良さを感じて頂けると思います。おすすめです◎ ONLINE STOREはこちら→

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【COLUMN】リピーターも多いOTOÄAのパンツ

OTOÄA(オトアー)を代表するアイテムのひとつにパンツがあります。バルーンシルエットのパンツは、2017年秋冬に誕生したヒットアイテムで、毎年、素材を変えながら登場しています。今では、毎シーズン購入してくれるリピーターさんもいるほどです。 ワイドなデザインのパンツの裾にダーツを取ることで、足首に向かって、すぼまっていく、独特な丸みのあるシルエットを作り出しています。 ゆったりしていて身体のラインを隠してくれるのに、はくだけでおしゃれに見えるという点が、年齢を問わず、多くのお客様に支持されている理由では?と思っております。 ウエストは、サイズ調整ができるドローコード+ゴム入りの仕様なので、楽ちんなはき心地。 股上も深く、ヒップにゆったりとした空間を作ることで身体のラインを美しくデザインします。 大きな前ポケットは、スマートフォンも入る使いやすい設計。ポケットには、リベット(金属パーツ)も打ちつけられ、機能面の強度もありつつ、インダストリーな雰囲気も醸し出しています。 “ウール・バルーン・パンツ”は、ウォッシャブル可能な100%ウールの素材を使っているので、お手入れも簡単。1本あるとコーディネートに役立つアイテムになること間違いなしのパンツです。 ONLINE STOREはこちらへ→

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【COLUMN】2021年秋冬テーマ“MINERALS”について

OTOÄA(オトアー)では、毎シーズン「伝統的な服作り」と「ファッションとは異なる要素」を融合したテーマを設定しています。そこで、今シーズン・2021年秋冬のテーマとなったのは“MINERALS”。 “MINERALS”=鉱物のこと。時間をかけて生み出される「鉱物」の自然の美しさからインスピレーションを得て展開しています。(次の写真は、デザイナー私物の鉱石にまつわる書籍) 鉱物である石と、服作りの布。まるで相反するものではありますが、そういった同じフィールドに存在しないものからアイデアが閃くことは多々あります。石が持つ自然の美しさや、均一でない凹凸感、光沢感なども魅力的に見えます。そういった点を、布の素材感や、あえてのシワ加工、ボタンのコーティングなど、布の加工や服のデザインのディテールに落とし込むことができるのです。 今回、鉱物の中でもクオーツやマラカイトからは、特にインスパイアされています。クオーツはその透明感や凹凸感などからコレクション全体のイメージを牽引していますが、マラカイトは純粋に“カラー”に惹かれました。“マラカイトグリーン”と名付けたアイテムは、深いグリーンが印象的に仕上がっています。(上の写真はデザイナー私物のマラカイトとOTOÄAアイテム) モデルが着用しているのは、今シーズンを象徴する“マラカイトグリーン”の「GARMENT DYE DRESS」。ロングタイプのプルオーバーという方が、わかりやすいかもしれません。(通常丈のプルオーバーも有り) “マラカイトグリーン”は、着る人を選ばずに似合うおすすめカラーなので、ぜひトライしてもらいたいと思います。 ONLINE STOREはこちらへ→

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