【COLUMN】2021年秋冬テーマ“MINERALS”について

OTOÄA(オトアー)では、毎シーズン「伝統的な服作り」と「ファッションとは異なる要素」を融合したテーマを設定しています。そこで、今シーズン・2021年秋冬のテーマとなったのは“MINERALS”。

MINERALS”=鉱物のこと。時間をかけて生み出される「鉱物」の自然の美しさからインスピレーションを得て展開しています。(次の写真は、デザイナー私物の鉱石にまつわる書籍)

鉱物である石と、服作りの布。まるで相反するものではありますが、そういった同じフィールドに存在しないものからアイデアが閃くことは多々あります。石が持つ自然の美しさや、均一でない凹凸感、光沢感なども魅力的に見えます。そういった点を、布の素材感や、あえてのシワ加工、ボタンのコーティングなど、布の加工や服のデザインのディテールに落とし込むことができるのです。

今回、鉱物の中でもクオーツやマラカイトからは、特にインスパイアされています。クオーツはその透明感や凹凸感などからコレクション全体のイメージを牽引していますが、マラカイトは純粋に“カラー”に惹かれました。“マラカイトグリーン”と名付けたアイテムは、深いグリーンが印象的に仕上がっています。(上の写真はデザイナー私物のマラカイトとOTOÄAアイテム)

モデルが着用しているのは、今シーズンを象徴する“マラカイトグリーン”の「GARMENT DYE DRESS」。ロングタイプのプルオーバーという方が、わかりやすいかもしれません。(通常丈のプルオーバーも有り) “マラカイトグリーン”は、着る人を選ばずに似合うおすすめカラーなので、ぜひトライしてもらいたいと思います。

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